大好きな短歌

今日も大好きな短歌を楽しみましょう。頂いた歌集や歌書などを紹介します。

日本短歌雑誌連盟秋季定期大会にて響誌が優良歌誌賞受賞

11月23日、日本短歌雑誌連盟秋季定期大会が3年ぶりで開催された。

以前の会場であった中野サンプラザは老朽化にて取り壊されて、新築がなるのはまだ先のことなので、今年の会場は麹町の「ホテル ルポール麹町」となった。

新型コロナウイルス感染予防にて、世の中は大きく変貌した。御多分に漏れず、この会も感染予防のためにやむなく中止していたが、いよいよ今年は開催された。

受付に、参加各結社の歌誌がおかれて、自由に閲覧あるいはお持ち帰りができた。私の所属する響短歌会の「響」誌もおかれて、手に取ってみてくださる方やお持ち帰りなさる方々もいて、嬉しかった。

この日を待ちかねていた短歌の愛好家たちは、実に120名もの参加者となった。

この日は優良歌誌賞を受賞したのは、長崎県の「あすなろ」、静岡県の「あるご」、埼玉県の「響」の3誌だった。いずれもが長い研鑽の歴史を積み重ねてきた会誌であり、表彰式での各主宰者のご挨拶にもその重みが感じられた。「あすなろ」は代理の方の出席であった。

「令和」という新年号になってから今年は5年目、昨年あたりから短歌ブームと言われて若者にも爆発天気人気の短歌である。こういう現象が現れたのは、単にコロナ化で外出自粛していたためばかりではなく、こういうふうに長い間地道に短歌を広めてきた各誌の力も大きいことかと思っている。