大好きな短歌

今日も大好きな短歌を楽しみましょう。頂いた歌集や歌書などを紹介します。

82 歌よみに与ふる書

野球に夢中の日だったので疲れたが、まだ明日の大事な決勝戦がある。

興奮した気持ちを静めないことには、疲れも取れない。

どのチャンネルをつけても、出てくるのはWBCのことばかり。

それで思い出した。

 

正岡子規は、野球のことを短歌に詠んだ。ベースボールという名が知られていき、球場のそばに確か歌碑があったようだった。

 

書名  歌よみに与ふる書

      岩波クラシックス54

著者  正岡子規 

発行所   ㈱岩波書店

発行    1984年1月18日

定価  1100円

 

旧い本なので、たちまちアレルギーが起きそうになり、くしゃみは出るし目もかゆくなった。

そうか、今朝はアレルギーの薬を飲み忘れた。

仕方ない、外で風に当てよう。雨が吹き込みませんように。

 

開設して2年が経ちました


大好きな短歌 を開設して2年が経ちました

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綾部光芳歌集 青熒 が第54回埼玉文芸賞に決定

第54回埼玉文芸賞受賞作品が決定した。

全部門では合計390点の応募作品から選ばれた埼玉文芸賞は下記の通りだ。

 

小説・戯曲部門では 「冬の夕日」 星野透

詩部門では、『暗夜巡礼』 中尾敏康

短歌部門では、『青熒』 綾部光芳

 

短歌部門では、このブログで以前紹介した  76 綾部光芳歌集『青熒』が受賞決定した。

選評は、埼玉県ホームページの県政ニュースで発表されている。

どうぞご覧ください。

81 合同歌集 まほろばいづこ

書名  昭和9年生まれ歌人叢書4

    合同歌集 まほろばいづこー戦中戦後の狭間を生きてー

 

著者代表  結城 文

発行日  2014年4月20日

発行所   ながらみ書房

定価    本体2000円 税別

 

      戦ひに負けたるらしく今日よりは灯火管制不要とぞ聞く

                            綾部光芳 詠

 

      戦中よりむしろ戦後がきびしかり焼けし山河の食料難は

                            結城文 詠                           

 

      

80 歌集 花を選る

書名   歌集 花を選る(はなをえる)  響叢書第20篇

著者   吉川一枝

発行日   平成20年9月30日

発行所  短歌研究社

定価   2500円(本体2381円)

     店頭で手話の二人が花を選るその指先までがうきうきと見ゆ

 

79 歌集 夏の泉

書名    歌集 夏の泉   響叢書第5篇

著者    有田節子

発行日   平成13年10月17日

発行所   短歌研究社

定価     本体2500円 税別

 

     

     風渡る泉に立てば眼下には鉄道光り吉野川見ゆ

     夏の日に客人あれば泉にて冷たき水汲み持て成しにけり

 

78 東洋大学2023年編纂第36回現代学生百人一首

東洋大学への昨年の学生からの短歌応募は6万5966首だったそうで、その中から選ばれた優秀作100首が掲載されている。実に36回目を迎えた。

主催は東洋大学だが、東洋大学の学生限定の募集ではない。

だから、海外の学生からも応募があるし、国内でも小学生、中学生、高校生、専門学校生、短大生、大学生、大学院生の応募もOK.学校からの応募も、個人からの応募も可能。そのうち今年の募集が始まるだろうから、東洋大学のホームページでみるといい。

朝日新聞や、ラジオなどでも取り上げられている。

特別な短歌でなくても、日常の些細な喜びや発見を歌うのも楽しみだ。

 

今回、私が一番気に入ったのはこの歌だ。

 

 「行ってきます」「行ってらっしゃい」それだけで私は今日もがんばれるんだ

 

            法政大学第2中学校2年(神奈川県)宇井朋希 14歳

 

                (第36回現代学生百人一首 24頁より引用)

 

 

さあ、皆さんも元気に 行ってらっしゃい