大好きな短歌

今日も大好きな短歌を楽しみましょう。頂いた歌集や歌書などを紹介します。

92 SALUS well-being vol.2

先日横浜で、東急株式会社発行のこの広報誌を見ました。副題は、

”よりよく生きる”を意識する。[サルース ウェルビーイング

 

そして、知りました。人は誰でも幸せになれる。

   

   幸せな人は創造性が3倍高い

   寿命が7~10年長い

 

ことを学びました。いいねえ。

私、幸せです。

 

このブログを見てくださってありがとうございます。

 

91 本 茂吉を新しく読む

書名   茂吉を新しく読む 

著者   間瀬 敬

発行所  不識書院

発行日  2021年12月27日

価格   本体3,000円+税

     表紙の書名の横に、「古典と共に生きる歌人」 とある。

     著者は若い時にドイツに住んでいて、日本人街で齋藤茂吉の歌集を買い、

     それにドイツの歌があったので不思議な魅力に取りつかれたそうだ。

     さらに、かつてフランスで親しんだ酒、パスティスの歌があり、その芳香が

     脳裏によみがえり、しばらくして、その芳香を求めようとして、短歌の会

     アララギに入会し、ドイツから投稿を続けた。

     斎藤茂吉を「古典と共に生きる歌人」としてとらえた著者が、どんなふうに

     その論を展開するのか、楽しみな評論だ。

     秋の夜長に少しづつ時間を作り読んでみたい。

 

 

 

 

 

90 歌集 夕映えのキャンパス

書名 歌集 夕映えのキャンパス

                

著者  清水麻利子

発行  公益財団法人 角川文化振興財団

発行日  2022(令和4) 1月18日

価格   本体2600円(税別)

跋は佐田公子さん。

 

自薦より    

      文学は初音の鼓よ母恋いよ厨の詩集を我も読みたり

      ためらいと悔いを綴れる恋文のガラスケースに晒されており

      夕映えのもの清げなるキャンパスに紅雲ひとひら未だ我を呼ぶ

 

 

 

88本 短歌でたどる文学碑探訪記

書名   短歌でたどる文学碑探訪記 (迯水叢書第133篇)

編著者  三井 治枝

発行所  (有)大国印刷

定価   3,000円+税

 

平成15年4月より令和3年9月まで、歌誌「迯水」の表紙に連載してこられたものに基づいている。渓声出版で上梓する予定だったものが、社主の赤木賢而氏のご逝去により、かなわなくなり、長い交流のある大国印刷さんにて完成されたものだ。

序文は今年103歳になられた中里冨美雄氏、跋文は神田重幸氏、いずれも三井氏が尊敬されている方々だ。

そして、あとがきでは、赤木賢而氏のご逝去により「迯水」は解散されたが、その折会員の錦織正明氏が寄せられた短歌も紹介されている。

   全国の歌碑の心を汲み取れる表紙の写真「迯水」久遠  錦織正明詠

 

コロナ禍が続くうちに年を重ねて、なかなか全国への旅もかなわぬ私だがこの本でじっくり楽しませていただいている。

 

86/87 楽しみながら学ぶ作歌文法 上、下、

書名    楽しみながら学ぶ作歌文法 上 助動詞編

著者   島内 景二

発行所  短歌研究社

発行日  2003,07,15 第2刷

定価   本体2,800円+税

 

 

書名    楽しみながら学ぶ作歌文法 下 動詞、形容詞、他さまざまな品詞篇

著者   島内 景二

発行所  短歌研究社

発行日  2003,07,15 第2刷

定価   本体2,800円+税

 

文法と聞いただけでも難しそうと思いがちだが、この本を読むとなるほどなあと納得。